訪問看護師の仕事内容とは?「お前ふざけんな!」訪問看護ステーションで働いている女性がキレた話

看護師の仕事

所長の無茶ぶりにキレた!?

私は現在訪問看護ステーションで働いている福島県在住の40代の女性です。女性ばかりの小さなステーションですが、この前とても腹の立つことがあったので、ここで暴露させてください。

訪問看護というのは、利用者の家を回って、在宅医療を提供していくことです。基本的には、日勤勤務であり決められた曜日や時間に訪問をします。しかし、時には利用者の具合が悪くなることもあります。そんな時には24時間対応をしなくてはいけません。そこで私たちは順番を決めて待機という形で、夜も対応するのです。

そんなある時、夜23時所長から電話を受けました。その時のことに腹が立ったのです。

「酔っ払ったお前にいわれたくないわ!」

その利用者は、まだ訪問して間もない新しい利用者です。そのため看護師全員がまだ顔合わせをしておらず、訪問して対応できる看護師は限られていました。その限られた看護師というのが、所長、私、そしてもう一人だったのですね。

その日の待機というのは、また全く別の看護師で、対応することができません。そこでその待機看護師は所長に電話を掛けたのですね。でも所長ももう待機ではないので、お酒を飲んでいい気分。もちろん車の運転なんかできません。そのため私に電話がかかってきたのです。

私は、所長からの電話を受けて、まず酔っ払っているなと思ったのです。また訪問の要請を聞いて、いくしかないと思い承諾をしつつも、内心嫌だなという思いは消せませんでしたね。
でも最後の言葉に猛烈に腹が立ちました。それは・・・

『みんなお互い様だからごめんね。でもよろしくお願いします』と。

「いやいやいや!酔っ払ったお前にいわれたくないわ!」って感じじゃないですか?

「昨日は待機でもないのにごめんね」の一言が言えないわけ?

もちろん、待機でない人は遠出することや飲酒をすることは問題ありません。しかしながら、酔っ払うまで飲んで電話をかけてくるのはどうかと思うのです。その場合は、その待機看護師がかけて来ればいいことですよね。

もちろん所長だって人間ですから、お酒を飲むことだってあるでしょう。また疲れがたまっていたら、酔っ払うことだってあるでしょう。しかし電話ですぐにわかるほど酔っている状態。また本当に申し訳ないかどうかわかっているのか分からないような状態の声かけに腹が立ちました。

翌日勤務に行くと至って普通でしたが、昨日のことを覚えているのか忘れているのかわかりませんが、まず声かけがなかったのにも腹が立ちましたね。「昨日は待機でもないのにごめんね」の一言があってもよかったと思います。

訪問看護ステーションにも派閥がある!?

そんな訪問看護ステーションの所長は、かなりのベテランで仕事も出来る人。そのため尊敬できる人でもあるのです。体格もよく豪快、あとくされはないので、利用者の受けもいい。ただ所長のことをあまり好まない人もいるのも確かです。

実際に訪問すると、あの人はとても素早いし仕事も早いけれど、ガチャガチャしてせわしいからちょっと…とか、あの人は力が強いから、この前ここに力が加わって痛かったという話を聞くこともあります。このような話を聞くと、所長だって利用者に嫌がられている部分もあるんだな、また欠点もあるんだなと思って、ホッとする自分もいます。

また看護師の中には所長派閥に入っている人と、そうでない人がいますが、所長派閥以外の人と所長についてワイワイ話をするときには、気分がスッキリしますね。してやったりという感じ。
そのほかの人も、ほかの利用者から聞いた情報や、所長ネタを披露してくれるので、とても楽しくてストレス解消になっています。

そんな訪問看護は、腹が立ってストレスがたまることもあるけれど、今のところはやりがいがあるので、仕事自体は楽しいかな?所長が今63歳なので、早く65歳になって定年退職をしないか、そればかりを願っている今日この頃です。