看護師の仕事内容は想像もできないほど辛(つら)い・・・

看護師の仕事

先輩が怖く胃がキリキリと痛くなる毎日

滋賀県で看護師をしていた30代(女)です。
看護師を始めて最初は、毎日毎日、業務に慣れること、1日を終えることで精一杯だったのに、振り返りや次の日の予習なんて、休む暇もないのに無理って思ってました。
先輩からの指導も、なんでそこまで言われるんだろう、キツイことばっかりしかなかった。
怖いとも思ったし、恐怖と「今日はなに言われるんだろう」って不安で胃が痛くなる毎日でした。
先輩との同じ空間が苦痛でしかなかったです。スタッフステーションに少しでもいない時間をつくりたいとも思ってました。

自分の看護技術に不安を覚えた

だから、看護技術ひとつもはやく1人でできるようにして、先輩から離れて仕事をしたいと思うくらいでした。しかし、それまでははやく1人でって思ってましたが、1人でできるようになればなるほど、先輩の目が離れれば離れるほど、今度は患者さまに対し、怖さが出てきました。
自分の看護技術は大丈夫なのか、不安からくる怖さが強かったのを覚えています。

患者さんとの別れは突然訪れる

そして、年数を重ね、患者さまに接していく時間が増え、プライマリーナースになればなるほど、患者さまに感情移入することが増えていきました。入院患者さまになれば、家族と過ごす時間より、医療従事者と過ごす時間のほうが、長くなり、精神的に落ちているときに、声をかけられたり、そばにいる時間が長いと、患者さまも距離感が縮まったような感覚になってしまいます。

そんな距離感も縮まったときに、別れは突然きます。
快方に向かった別れなら、おめでとうございます。と送り出すことができます。ツライ痛みや、吐き気と戦って退院することが出来ましたね。と。

しかし、必ずしもいい別れではなくツライ別れもあります。必死に生きたいと願っても、生きれない患者さまが病院にはたくさんいます。いずれくる最期に対し、医療従事者はもちろん、患者さま本人、家族もわかっていても1度感情が入ってしまうと、悲しさしかありませんでした。その別れのひとつひとつに、悲しんでいてはと言う人もいるかもしれません。

看護師も人間である

でもやっぱり、治すためにツライ治療を頑張って耐えて、乗り越えてきた姿を見てきたからこそ、最期を迎えたとき、もっとできたことはなかったのかなと思ったり、よくツライ治療に耐えて頑張ってきましたね。もうゆっくり休んでください。っていう、お疲れさまって気持ちから、涙が流れたりします。
でも私はそれでもいいと思っています。ひとりひとり患者さまの最期に悲しんで、感情が現せる看護師のほうがいいと思っています。それは、看護師をしていて、患者さまの最期、人の死というものに、慣れてしまって、淡々と仕事をこなしてしまうような人間になってしまうほうがツライと思うし、自分はなりたくないと思うからです。ただ、看護師として、一線を引き、仕事をすることは必要かもしれないけれど、看護師も人間だから、難しいところであり、ツライところでもあると思いました。

中堅看護師が辞めていく原因

また、中堅看護師になれば、新人と上司に挟まれしんどい思いしかなかったです。
新人は育たない、なら指導方法はどうなのかと言われ、指導方法を変えれば、その指導方法はどうなのかと言われ、間に挟まれ、なにもかもが上手くいかないもどかしさは、経験した者でないとわからないと思います。

中堅看護師が辞めていく原因のひとつに、これはあると思います。看護師の人員不足はこれから先のずっと問題でもあると思います。
新人の早期離職者が多いと言われていますが、新人を育てる中堅看護師も同じくらい離職していると思います。

新人を大切にと、今は叱るより褒めて伸ばす方針と言われていますが、人の命を預かる仕事をしてる以上、時には厳しくキツく言うときも必要だと思います。
その厳しさを教えてあげる中堅看護師も上司や病院は大切にするべきだと思います。