看護師の仕事は過酷すぎる!?耐えられず職場を辞めた30代看護師の話

看護師の仕事

配属先は初めての集中治療室

私は現在福島県に住んでいる40代の女性です。
以前(30代のとき)に働いたことのある病院は約500床の総合病院でした。そこでは集中治療室に配属になりました。初めての集中治療室です。

ただでさえ生死の境をさまよう患者の多い現場だったので、本当に毎日が緊張の連続。そして、始めは夜勤はできませんでしたが、2ヶ月を超えることに夜勤をするようになったのです。

先輩から嫌な仕事を押しつけられる

夜勤が出来るようになると、私も一人前の看護師になったような気がしました。
また先輩たちに少し認められた感覚もあったのです。しかしそのような思いもいけなかったと今は反省しています。

先輩方から見たら、わたしなんてまだまだ新人の看護師。夜勤が出来るようになったぐらいで…と生意気と思われたのかもしれませんね。嫌な仕事を押し付けられることもありました。

そんな中私に嫌がらせをしてくる人が出てきたのです。その人は親切心もあったのかもしれません。
しかし私にとってはそれは地獄でしかありませんでした。

地獄の始まり・・・

どんなことかというと、その人は指導に関してはとても厳しい人だったのですが、日勤が終わった時に、必ず今日の反省点や注意点を指摘してくれるのです。それも日勤で余裕がある時なら構いません。自分もそれを受け入れる準備も出来ていますから。

しかしその人は私が深夜入りの時に限って、日勤の遅くまで指導をするのです。日勤は17時半には終了ですが、その指導が長い時には20時ごろまで続くこともありました。深夜というと夜の23時には出てこなくてはいけません。そのため仮眠をする暇もないほど。

同期への指導も比べてみましたが、私の指導は明らかに長い。
そんな状況がすこし続いたため、私はこれは嫌がらせに違いないと確信したのです。

嫌がらせから逃げるための転職

それから私はその先輩を避けたいけれど、さけられない状況も続き、次第に体力的にも精神的にも病んでしまったのです。
それで、同期から言われたのは、病院を変えたら?ということでした。

他の先輩からも同期からも、嫌がらせであることは明らかであり、私がその嫌がらせから逃げるためには、「転職が一番のオススメ」ということだったのです。そして私は転職を探しました。

転職が体力や精神力を回復させてくれた

いろいろ探したけれど、なかなか見つかりません。第二新卒という立場で難しかったですが、私は健診センターという比較的余裕のあるところに転職をすることが出来ました。そこでは日勤のみで、毎日の仕事がルーチン化されており、私の体力や精神力を回復させるためにはとても良い職場でしたね。また他のスタッフにも恵まれたと思います。

過酷な病院を乗り越えたからこそ得ることのできた転職。決して逃げたとは思いません。
その先輩から逃げるため、過酷な勤務を逃れるためには必要不可欠な方法だったと思います。