看護師が仕事を次々と辞める理由とは?看護師歴20年以上のベテラン看護師が内情を暴露

看護師の転職体験

看護師は次の職場が見つかりやすい!

私は兵庫県在住の45歳女性です。看護師歴は長くなりました私が職場を辞めて転職した理由についてお話しますね。

看護師という職業では転職することは珍しいことではありません。逆に資格を取ってからずっと同じ病院で仕事しています!という人の方が少ないのではないかと思います。
その理由はズバリ!

「次の職場が見つかりやすい」からです。
そんなにこだわって条件をださなければたいてい次の職場は見つかりますが、ここが問題です。

そんなに条件にこだわらなければです!
たいていハローワークやインターネットの求人広告には同じ施設が載っていることが多いです。
まだ私が看護師免許をとって間もないころ、地方から兵庫の方へ転居してきたので情報はなく、求人広告を見て片っ端から電話をし職場を探しました。

給料もいいし、休日もまずまず、残業もなしと書いてあるしと面接へ、その時はにこやかに迎えてくれます。そりゃそうですよね、面接で怖い顔していたらこちらも就職することためらいますよね。

働き出して初めてわかった職場の雰囲気

面接の際、看護師長からは
「うちの病院は人間関係もものすごくいいんですよ、それに子育てしてるスタッフも多くてみんな理解してくれるスタッフぞろいです、安心してくださいね」
という優しい言葉をいただきましたが、しかし、今思えば「あの笑顔どこからでてきたんだろ?」と背筋が凍りそうになります・・・。

そして、いざ就職して初めての出勤。面接の時の笑顔は変わりませんでしたが、スタッフが言うことを聞いて、嫌な予感がしました。

スタッフの「なんでこんな病院来たん?」の一言を聞いて、「あれ?スタッフも満足してるのでは?」と思ったのですが、そこからは地獄のような日々でしたね。
子供を保育園へ送って急いで病棟へその時の冷たい視線、極めつけの看護師長の一言「社長出勤でいいわね」と言われ・・・

「えー!?子育てしやすい病院なのでは?」
ってか、遅刻はしてないし。

人員不足だから辞めさせてもらえない!?

残業が無いなんて嘘もいいところです。
子供が熱を出して帰りたいなんて言おうものなら、いや言える雰囲気なんてないです、ましてお局ぞろい、新人にはきついきつい、申し送では突っ込みの嵐、師長は気に入った医者の前では女を全開、仕方なく行った歓迎会、目を疑いました、ここは飲み屋か?あなたたちはホステスか?お局たちの女全開にもドン引きでしたね。

それでも石の上にも3年というしと頑張ったものの限界1年、しかしこれまたやめるにも一苦労、なかなか辞めませてくれませんでした、理由は人員不足だから、そりゃそうでしょう、まともな神経の人間なら続きません。

もう最後は泣き落とし、頼むからやめさせてくれと言い続け数か月、ようやくその病院から解放させました、よく1年もいれたものだと自分を褒めましたね。

転職するなら職場の雰囲気があらかじめわかる所にすべき

転職する時は、ネットにある看護師の求人を見て新たな職場を探す人も多いと思います。
しかし、ハローワークなどで何回も求人が出ている病院は要注意です!また、やたらと給料が高く書いてある病院も要注意です。

なぜなら、入職してから「あの金額は最大でという意味ですよ」とか「年々上がるから最初は低いんだよ」となんとでも言い訳してきますからね。

転職が多い理由として「給料のいいところ」「条件のいいところ」を探して転職することもあると思いますが
人間関係が悪すぎる、給料の割に仕事がキツイなど、理由は様々ですが次の職場が見つかりやすいので無理な我慢はしません!

そこが看護士の転職が多い理由かもしれませんね。

反対にいい職場に巡り合えた人は長く勤めらるとは思いますが、私の経験のように誰のつてもなく情報だけで入職するとえらい目に合うことがあります。

今でも思い出すほどのブラック病院だった

転職するときは人からの情報はとても大事!看護士の世界は狭いのであちこちつながっていることも多いです。
働く前にどんな職場かわかる看護師転職サイト」などで情報を得る事、また一度病院に出向いて職員さんの表情などを見るのも大事ですよ。

結構ブラックな病院も多いです、病院経営が親族でやっているところもやめた方がいいかな。
反対に経営者からすれば看護婦なんてほっといても次々やってくるから使い捨ての程度に思っている病院も意外と多いんです。

私が経験したのはまさにブラックな病院病棟でしたね、数年経った今でも記憶から抜けることはありません。