看護師として8年も働いた職場
私は都内の大学病院で働いていた30代女性です。
看護学校を卒業してから8年間、大学病院で働いてきました。
部署は救急病棟で仕事内容は緊張感があり、責任も重かったので大変でしたがやりがいもありました。
当初は毎年仕事が出来ない自分が辛くて辞めたいと思っていましたが３年が過ぎると先輩が認めてくれたり、人間関係もできてくるので頑張れるようになりました。
しかし主任である上司が好き嫌いが激しく、露骨に自分の気に入らないスタッフには冷たくあたり、皆の前で怒ったり、自分の態度も悪いところはあったかもしれませんが辛かったです。
自分が嫌いではないスタッフにはニコニコと話しかけたり、ミスをしてもそんなに責めることもないのですが、嫌いなスタッフには上げ足を取ったりとかなりひどい態度でしたね。
上司に嫌な態度をされ続けた日々
私はその主任になるべく関わらないようにしていましたが平日毎日いて、自分が責任ある立場になればなるほど接点も多くなり泣かされることも多かったです。
その主任は一時、違う部署に異動したことがありましたが、その病棟でも同じようにスタッフに態度を変えていたようです。
男性スタッフには優しく、医師には猫なで声で甘えているようでとても気持ち悪かったです。
その主任にされたこ事といえば、「あいさつをしても他のスタッフには笑顔なのに私には無表情」とか、「朝の申し送りの前で自分が勘違いしているのに夜勤の私に強くつっこみ嫌な態度」をされた事です。
また、インシデント発生時はトコトン責められ、何度も泣かされました。
点滴の数があわない場合は私のせいではなくても休みでも容赦なく電話をかけてきて、しまいには暴言を言い捨てられ一方的に切られました。
同じ同期には優しいのに私には冷たく、他のスタッフもそういった主任の態度を見て恐れており、一時異動した際は皆安心していました。
胃腸がキリキリと痛くなるほど最悪な上司だった
その主任がいなければ今も同じ病院で働いていたと思いますが、このままずっとこのような態度を取られても健康上よくないと思い、夜勤も月７回前後あったためその職場を辞めました。
私なりに気にしないようにしたり、話しかけてみたり関係をよくしようと努力してみましたが、変わらず、胃腸がキリキリと痛くなったりなどの障害がでてきてしまったのです。
他のスタッフでも「この人が嫌、あの人がいるなら辞める」と師長に直訴するスタッフもいましたが、私はその行為も嫌だなと思いしませんでした。
こんな自分は弱いし、そんな理由で辞めたくないと思いましたが、体も疲れきっていたので体裁上は結婚を機に辞めた感じです。
送別会も師長が都合がつかなかったので、主任が一番上であいさつにいきましたが、「あなたにはあってる他の道があると思う」というようなことを言われました。
お前のせいでこの職場を辞めるのに・・・と言いたくもなりましたがぐっと堪えたのを今でも覚えています。
他の先輩にはここで学んだことを他の職場に行っても頑張ってねと励ましてくれましたが、最後まで嫌な主任でした。
転職の理由はやっぱり「人間関係」！？
本当にその時は、グッと我慢し家で多々涙を流すこともありましたし、電話で母に電話するとすごく心配もしていました。
一緒に頑張って応援してくれた同僚・先輩・師長がいたから頑張ってこれましたが、その主任は今でも人として大嫌いです。
その後、師長になったようですが同じような理由でスタッフが辞めることが続いたためどこかの部署に飛ばされたようです。
その主任は大嫌いですが他の関わったスタッフには感謝でいっぱいです。その主任が今後自分の至らない点を気付いて、よい師長になったくれることを願います。
たぶんならないでしょうけども・・・
辞職理由は皆、結婚や転職としている人が多いですが、結局は人間関係がうまくいかないことが多いように感じます。長く続けている人はよい人もたくさんいますが、看護師はアクの強い人も多く、そういった人達とうまくやっていく力が必要だと思います。
私が前職場で鍛えられていたので、「
職場を変えて気づいたのは、やっぱりコミュニケーション力は大切だなと感じますし、何よりも今の職場が嫌だとしても必ず良い職場は見つかるのだと実感しました。